株式投資に興味がありますか?
株式は、株式会社の株主としての権利を表すもので証券会社を通して売買できます。株式投資で利益を得るには、株式の売り買いで利益(売買益)を得る方法と、株式を保有することでもらえる配当金や株主優待があります。
売買益
株式の価格(株価)の変動で得られる利益です。値上がり益と値下がり益があります。
値上がり益
株式を買い、株価が上がった時点で売れば、その差額が利益となります。株価が上がったことで得られる利益ですので、値上がり益と言います。一般的な取引で得られる利益はこれです。
値下がり益
株式を売り、株価が下がった時点で買い戻せば、その差額が利益となります。株価が下がったことで得られる利益ですので、値下がり益と言います。
「株式を持っていないのに売れるのか?」と思われるかもしれませんが可能です。株式を証券会社から株式を借りて、それを売ることができるのです。これを空売り(信用売り)と言いますが、株価が下がりそうな銘柄を空売りして、株価が下がった時点で買い戻すという手法です。但し、証券会社から株を借りるには、信用取引口座が必要になります。
配当金
株式を保有していると配当金がもらえます。配当金の金額は企業によりまちまちですが、基本的には企業の業績が上がれば配当金を増やしますし、株式購入のインセンティブとして配当金を高めに設定している企業もあります。配当金には期末配当と中間配当(無い場合もある)があり、企業決算月または中間決算月の権利確定日に株式を保有している必要があります。
株式を長期保有する場合は、銀行預金の金利と同じと考えて良いです。配当金は、銀行預金金利よりも高いものがいくらでもありますので有利ですが、株価下落による損失発生のリスクがあります。
株主優待
株主優待は、株式会社が一定数以上の自社の株券を権利確定日に保有していた株主に与える優待制度のことです。 2017年10月末時点では1409社が優待を実施し、上場企業の35%が導入しています。
株式優待の内容は企業により様々で、自社の商品やサービス優待券や、企業に関係した名産品、一般的な商品券や金券などの場合もあります。株式購入のインセンティブとして株式優待を実施する企業がほとんどですが、近年株式優待を実施する企業の数が増えています。また、株式を長期保有する株主に株式優待の内容を優遇する企業が増えています。株式を長期保有する株主にはありがたいですね。
売買益・配当金・株主優待が株式投資で利益を得る手段ですが、いずれもリスクはあります。なるべくリスクの少ない方法で株式投資に挑戦し、利益を上げましょう。
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